前センサの配置
マウスを制御するのにセンサの配置は非常に重要.速いマウスのセンサ配置はよく考えられている.
とりあえず前センサの存在意義は,
- 前方の壁の有無の判別
- 前方の壁を見て姿勢制御
- 斜め走行中の衝突回避
くらいと思う.
1番目は当たり前.この目的だけならセンサを2つも前向きにつける必要はない.
2番目は探索時に驚異的な威力を発揮する.2つの前向きセンサの値を比べればマウスの傾きがわかる.探索走行時には旋回前に傾きをなくすことが非常に重要で,これをうまく導入できれば探索時の安定性は飛躍的に向上する.
3番目は斜め走行中にできる数少ない姿勢制御である.とにかく前センサが反応すれば避ける.
結局前センサは2番目の目的で横方向にできるだけ間隔をとって配置.3番目の目的でできるだけ横方向にマウスの外側に配置.危険を早めに察知するために5°程度外に開くようにする.
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